お知らせ
お知らせ 5月24日(月)松尾ゼミナールを開催しました
松尾ゼミナールは、社会の第一線で活躍する方々をお招きして全校で話を聞くWWL関連行事です。今年度は東京大学大学院情報学環教授の佐倉統さん(科学技術論、進化論専攻)を講師に5月24日(月)に、「知は力なり?─科学技術を使いこなすには─」という演題で、実施しました。佐倉先生は、学部時代に文系専攻だったものの、大学院ではサル学や進化論を研究、さらに次第に科学と社会の関係へと研究対象を広げていった自らの経歴を紹介しつつ、将来の学問研究において文系理系の垣根がさほど高くないことや人間関係の大切さを話されました。また、コペルニクスから近年のAIの発達に至る、主としてヨーロッパの近代科学の発展を概説するなかで、本来科学と哲学は一体のものだったこと、さらには科学が本来世の中に役立つことを意識したものだったことを強調されました。
そのうえで、「科学を使いこなす」うえで、「科学知」と「生活知」の橋渡しが大切であること、知ることと日常生活のなかで適切にそれを用いることは別物であり、何よりも学問を日々の生活のなかで自分事として勉強しよう、と熱いメッセージを送ってくださいました。
コロナ禍のなか、オンライン会議システムを用いて先生のご自宅と本校各HRをつないでの開催となったことが悔やまれますが、終了後の質疑応答や座談会の場でも、佐倉先生は談論風発、生徒の疑問や進路、課題研究の相談に熱心に答えて下さいました。

