お知らせ 2月14日(月),15日(火) 定住外国人との共生を考える特別授業が持たれました。

1年次のGSⅠでは,毎年2月に国際協力を話題に,特別授業を行っています。今年も昨年度に引き続き,WWL事業における連携機関の一般財団法人JICE(日本国際協力センター)の協力を得て,「地域で暮らす外国人住民との共生を考えよう」をテーマに定住外国人の方の講演をうかがいました。

まず,JICE職員の方から在日外国人の実態についての説明がありました。現在の在日外国人総数約288万人(総人口の2.4%)でその多くはアジア出身であること,うち長野県約3.7万人といったデータのほか,約40年後にはクラスの5人に1人の生徒が外国籍ルーツになる可能性のあることも指摘されました。また,外国人が直面する日常会話や,医療・教育へのアクセスの壁,就職面での差別などの課題を生徒は知りました。

これに続いて外国人就労・定着支援研修を担当する,計4名の講師(ブラジル出身3名,キルギス出身1名)の方が自らの体験を語ってくれました。そこでは日本語コミュニケーションの難しさ,学校で受け取るもののなかなか読めないプリントや,いじめ問題,住居差別などが指摘されました。

講演後は「地域に暮らす定住外国人との共生のために,私たちが今できること」というテーマでグループワークが行われ,グループ代表者がそれを発表し,講師の方から講評をいただきました。

コロナ禍のなか,講演はオンライン会議システムZoomを活用して行われました。生徒たちは今年度から全員が所持しているタブレットPCを活用して登校日の14日(月)はHRから,自宅学習日の15日(火)は自宅からつないで視聴,発表し,その過程でICT技術も着実に進歩していました。