お知らせ 5月30日(月)松尾ゼミナールを開催しました

例年この時期実施される松尾ゼミナールは、社会の第一線で活躍する方々をお招きして全校で話を聞くWWL関連行事です。今年度は信濃毎日新聞社取締役、メディア局長の井上裕子さん(本校OG)を講師に5月30日(月)に、「しなやかに働き続けるための知恵―新聞人35年のキャリアから―」という演題で、行われました。

井上さんは、自らの高校、大学時代の学び、さらには「前例は自分でつくる」という信念の下で取り組んできた信毎入社以降の米国留学、結婚と出産と仕事との両立、初めての管理職、コロナ禍の東京生活、といった、これまでの人生の大きな転機を語るなかで、若いうちに海外に行ってみることや、逆境を逆手にとることの重要性を指摘されました。また、「しなやかに働き続けるために」として、転機を生かす、弱みを強みにする、変えられるのは「自分」と「未来」であることを強調しました。そのうえで「若い世代に知ってもらいたいこと、考えてほしいこと」として、自らの取材経験やキャリアを通じて日本のジェンダーギャップ指数の低さや選択的夫婦別姓の重要性、生命倫理と科学技術の進歩の葛藤などを指摘し、メンタルケアや自己肯定感を持つことの重要性を話されました。

コロナ禍のなか、会議室と各教室を結ぶオンライン形式で実施せざるを得ませんでしたが、終了後の質疑応答や座談会の場でも、教室や生徒実行委員からは質問が相次ぎ、井上さんはいずれの質問にも丁寧かつ熱心に答えてくださいました。その後はさらに本校新聞班への新聞作成へのアドバイスもしてくださりました。