お知らせ
お知らせ 2月15日(水) 定住外国人との共生を考える特別授業が持たれました。
1年次のGSⅠでは,毎年2月に国際協力を話題に,特別授業を行っています。今年も昨年度に引き続き,WWL事業における連携機関の一般財団法人JICE(日本国際協力センター)の協力を得て,「地域で暮らす外国人住民との共生を考えよう」をテーマに定住外国人の方の講演をうかがいました。
まず,JICE職員の方から在日外国人の実態についての説明がありました。現在の在日外国人総数は約296万人(総人口の2.3%)でその多くはアジア出身であること,うち長野県約3.8万人といったデータのほか,およそ40年後にはクラスの5人に1人の生徒が外国籍ルーツになる可能性のあることも指摘されました。また,外国人が直面する日常会話や,医療・教育へのアクセスの壁,就職面での差別などの課題を知りました。
これに続いて外国人就労・定着支援研修を担当する,計2名の講師(ブラジル出身2名)の方が自らの体験を語ってくれました。そこでは日本語のコミュニケーションの難しさ,学校で受け取ってもなかなか読めないプリントやアイデンティティに対する葛藤,いじめ問題,住居差別などが指摘されました。
講演後は「地域に暮らす定住外国人との共生のために,私たちが今できること」というテーマでグループワークが行われ,グループ代表者がそれを発表し,講師の方から講評をいただきました。
コロナ禍のなか,講演はオンライン会議システムZoomを活用して行われました。生徒たちは自分のタブレットPCを活用して視聴,発表し,その過程でICT技術も着実に進歩していました。多文化共生をテーマに課題研究に取り組む生徒も一定数おり、生徒から質問が積極的に出されたほか、自らと関係する問題として捉え、「やさしい日本語」の活用、身振り手振りのコミュニケーションの使用などの提言を考える姿が印象的でした。

